◆◇ 北大路魯山人  刷毛目 茶碗 五 (黒田箱)   10.8×10.8×6.2H (cm) ◇◆

◆ 作品解説 ◆

 とても使い易い汲出しです。 端正な形で口造りも良く、胴から腰にかけての成形(ヘラ使い)がいかにも魯山人らしく、 白い釉も趣きがあり、品の良い刷毛の模様が出ていて、良い作品に仕上がっています。 緑色がとても良く映え、小服茶碗で抹茶、玉露、煎茶やほうじ茶に合い、またもちろん向付に使え、 酒、ワイン等にも使えます。 とにかく何にでも使い易く、用途の広い、綺麗な作品で、毎日使える、飽きの来ない素晴しい佳作です。
・昭和25年(1950)頃の作品

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