湯呑みも人気の高い作品の一つです。
熱い湯を入れても手で持った時に熱くなく、使い勝手を常に考える魯山人らしさを感じるからでしょうか。
この作品は、鉄絵で太く横にぐるぐると螺旋の筋を入れただけですが、
とても洒落た感覚で、躍動感があり力強く引かれた線は、眺めていて晴れやかな気分にしてくれます。
素朴で邪魔をしないこの湯呑みは、毎日使っても飽きの来ない身近に置く素晴しい作品となっています。
・昭和28年(1953)頃の作品
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