桃山期の黄瀬戸より室町後期の雰囲気を漂わせた、素晴らしい片口です。
片口は洒落ていて古美術愛好家には特に人気が高いものです。
魯山人の作品は流石に使い勝手が良く、取り鉢や、向付、そして口からの注ぎ具合が抜群です。
伝世している黄瀬戸は桃山期の茶道具が多いですが、この作品は、
茶道具が発達した桃山期より、いにしえの感じを出し、はるか昔から伝世している古美術品の名品をみるようです。
・昭和２８年(１９５３）頃の作品
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